オンライン研修のコツ
オンラインとオフラインにおける
社員研修の大きな違いとは何か?
オンラインの社員研修特有の注意点を、
先輩社員、上司が理解していないと、
通常業務に活きてくる社員研修を
行うことは難しくなります。
ひとつ例をあげると、
「ブレイクアウトセッション」の部屋に、
講師が入るようなことをすると、
今の世代(Z世代)の新入社員、新人社員は特に、
もうその時点で本音を話すことがなくなります。
研修の目的は、正しい回答を講師の前で
言えるか言えないかをチェックしたところで、
何の効果も生み出しません。
社会と学校の大きな違いはそこにあります。
「正解が言えれば正解」であるのが学校のルール。
「正解が言えようが言えなかろうが、
その回答内容が出来なければ正解にならない」のが社会のルール。
ここをしっかり鍛えていくために、
新入社員や新人社員に取り繕うような要因になるようなことを、
講師側が作るようなことをしてしまうのは、本末転倒と言えます。